小学3年生で始めた野球
始めた動機は消去法だった
親からはスポーツをして欲しいと言われ、まずはサッカー部に入るも練習が嫌で退部。相撲部があるも裸になるのが嫌で入らず。柔道、空手があるも投げられたり、蹴られたりするのが痛そうで嫌だったので入らず。バレー部があるも監督が怖いとの噂だったので入らず。
残ったのは野球であり、興味は無かったが友達や同じ小学校の先輩もいたのでとりあえず入部した
最初はキャッチボールが楽しかった
打っても打てない、守っても守れないからキャッチボール以外は楽しくなかった
そして、月日は流れ小学6年生
僕はエースとなった
少年野球は軟式ボールでストレートしか投げてはいけなかったのだが、そのストレートだけでも打たれなかった
バッターとしては3番を打ち、打率は3割超え。出塁率は確か.444だった
中学生にあがり1年生で市選抜の練習に混ぜてもらえたりした。本職はピッチャーだったのだが、その時は何故かファースト
それでも褒められた
そして3年生になり再びエースの座についた(2年生の時も数回背番号1を貰った)
戦績は地区大会1回戦負け
それでも自分に自信があり、親元を離れて昔甲子園優勝した事のある高校に進学した
そして、3年間ベンチ外
挫折を味わった
同じく、メジャーリーグでも活躍した黒田博樹投手も高校で挫折を味わっていた
小学5年生から始めた野球はすごく楽しかったが、甲子園に目指すために選んだ進学先は上宮高校。上宮高校に入学してからが挫折の始まり。そこには全国レベルの選手がそろっており自分の力の限界を痛感する日々が続いた。そして、招待試合や練習試合でエースが投げすぎで消耗しないように存在しているところもあり、もちろんそこで結果を出せればチャンスは広がっていくのだが・・・。(P.28)
高校時代に挫折を味わったが、メジャーリーガーと一般人という差ができたのはどこなのだろうか
1つは、生まれ持った能力、センスがあると思う
しかし、一番の要因は「諦めなかったかどうか」だと思う