僕は諦めた
天井が見えた気がした
同級生に敵わないと思ってしまった
今思えばとても恥ずかしく、後悔してる
諦めるには早かったと思う
高校を卒業して大学に入ってから、プロ野球を見始めた(小学生の時も見ていたのだが)
大学時代に見始めた野球はこれまでとは違って見えた
配球によるバッテリーと、バッターとの心理戦
マウンド上での時間の使い方
これまで気づかなかった事が多くあった
そして僕がしていた野球よりもはるか上のレベルで野球をしていることを理解した
これらを同級生はしていたのだと分かり、レベルの差を改めて感じた
しかし、自分も考えながら上のレベルの野球ができていたのであればもしかしたら変わっていたのかもしれないと思う
これが最初で最後の後悔だと感じているし、ホントに親には申し訳ないことしたと思っている
これに対し黒田投手は諦めずに大学まで進みそして、大学で結果を出した
そして、黒田投手と僕の違いはもうひとつあった
目標の立て方だ
僕の目標は漠然だった
エースになり甲子園に行きたかった。そして、自分が良いピッチングをしたかった
黒田投手の目標の立て方は「目の前の枠の中に目標を作る」という方法だった(p38)
「1つひとつ、自分の目の前の枠の中でナンバーワンを目指す。それが達成できれば枠を広げていく。その枠の中でまたナンバーワンを目指す。これがいまも変わらない自分の考え方の原点になったのだ。」(p39)
1つ1つ成長していける人は目標が明確で細かい
そして、確実にステップアップしていける